カゴメの株主総会
今日はカゴメの株主総会でした。カゴメに限らず、株主総会というものに初めて参加した。駅を降りるとすぐに「カゴメ株主総会はこちら」的な看板がさかんに立ってて、まさに一大イベント。カゴメは優待目当ての個人株主が多いから(僕もそうです...)、参加者も他の会社に比べるとかなり多いんだろうなぁと。構成としては暇な年寄りが多い印象だったけど、サラリーマン風のおじさんや主婦やオタク系のにいちゃんとかもいた。
社長自ら議長となり、最初は今年の営業成績についての説明。前年比でかなりの減益で、それでも株価はかなり上がったから、去年の相場がいかにバブルだったかというのを今さらながら思い知らされる。そして僕も何か質問してやろうと息巻いていたところで、最初の人の質問。
「貸借対照表を見るとたな卸資産が146億円と生鮮食品を扱う会社としてはとても多いような印象で、損益計算書にはたな卸資産廃棄損が5億8千万円計上されている。こんなに廃棄損を出すくらいなら初めから在庫を抱えないようにして損失を少なくし、その分を株主への配当へ回すべきなのではないか」
うぉー、めちゃ専門的だ!しかも細かいところまでよく見てる!
一気に意気消沈する自分。
社長もタジタジ、財務専門の執行役員に代わりに答えさせる。
うーむ、なんやすごいなぁ。自分の知らない世界が今眼前に繰り広げられている。
知らない世界を知ると言うのは概して楽しいものではあるが、あまりにレベルが違いすぎる。
一応、食品会社としてはそう特別多い額というわけではない、過去には廃棄損が10億を超える年もあったそうな。「だからといって少ないと言える額ではないので、今後も廃棄損を少なくするよう努力する」と社長が取ってつけたように言っていました。
そして正味2時間、密度の濃い総会が繰り広げられました。やはり昨年発売され大ヒットとなった植物性乳酸菌飲料ラブレの話が多く、「株主懇親会でラブレの説明を聞いてこれはいいと思ってヤクルトから乗り換えたのに、その途端に販売中止になった」「当初の予想が甘かったのではないのか」「機会損失だ」「どうして関東圏だけ販売が継続されて地元の東海地方で販売されないのか」「このまま行ったらこの株主総会も名古屋ではなくて東京で行なわれるようになってしまいそうでかなり心配」といった意見や質問が出されていました。まぁしかしおおむね友好的に話は進んでおり、社長始め取締役の方々もどの質問にも丁寧にわかりやすく答えていました。
そしておみやげには件の「ラブレ」1箱6本入り。そして結論は「カゴメはとてもいい会社だ」。
ほぼおみやげに目がくらんでいる自分。1日経たずしてすでに2本飲んでしまった。
来年もまた行こ。
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