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2009年03月16日

「音楽事務所破産の舞台裏」

今日の中日新聞夕刊に「音楽事務所破産の舞台裏」という記事があった。海外からの招聘は、もともと都心の公演は赤字で、その分を地方の公演で穴埋めしている、という話を聞いたことがあったけど、この不況による財政難で地方が公演を買わず、都心の公演のチケットの売れ行きも当然良くない。それで招聘した音楽事務所が破産してしまったり公演が中止になってしまったりするケースもあるとか。

こういうのを見ると、芸術は立派なものかもしれないけど結局はビジネスとして成り立たないといけないし、難しいなぁと思う。ベルリン・フィルやウィーン・フィルのチケットはとんでもなく高くてもすぐに売り切れちゃうのに、アルバン・ベルクQのさよなら公演では空席が結構あったりするのを経験していると、いったい我々は何を基準にチケット買っているのか、と思ってしまう。

そのチケットだって、果たして買っているのか。裏で安く出回ったりしてるらしいからね。そういう僕も都響はどうしても聴きたかったから自分で買ったけど、読売日響はどちらでもいいなぁと思ってて、知人から譲ってもらえたから聴きに行った。本当に聴きたい人はお金出して買って、どちらでもいい人はタダで譲ってもらう。何か矛盾してるよね。

楽譜なんかについても思うけど、コピーで済ますと出版社が儲からないから次の楽譜を出版するお金が準備できなくて、世の中に出回る楽譜が少なくなって、結局コピー使ってると自分の首を絞めるかも、という罠。やっぱりちゃんとしたものにはしっかりお金を払わないといけないなぁと思う。タダでもらったものは自分の身につかないんだと言い聞かせながら。

先週の水曜日は、お金出してチケットを買ったアンサンブル金沢の演奏会を聴きに行ったんだった。どうしても聴きたかったので。その話はまた後日。

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