はやしひろおのホームページ/散文系 バッハな旅2002/アルンシュタット


アルンシュタット


落書きされ、何か持たされている
若き日のバッハ像


バッハが初めてオルガニストとして就職したアルンシュタットです。1703年、バッハが18歳の時。ただしオルガニスト以外に聖歌隊員の教育もしなければならず、こちらは社会に出たての18歳には骨の折れる仕事だったろうと思います。

練習中にバッハが叱責したファゴット奏者のガイエルスバッハと大喧嘩をした市庁舎広場に、バッハ生誕300年の1985年に作られたバッハ像があります。しかし、上の写真の通りです。他にドイツ人らしき観光グループが来てて、大笑いしてました。バッハの価値もデフレ経済の荒波に呑まれて下がり切ってしまったようですね。

その他、4週間の予定だったリューベックへの旅行のための休暇を無断で3ヶ月に延長したり、見知らぬ女性に合唱隊席で歌わせたり、聴衆が耳慣れない革新的なオルガン演奏をして反感を買ったりと、若い頃のバッハはいろいろやりたい放題ですね。




バッハ教会 バッハが使ったオルガン演奏台


上の写真の通り、バッハが勤めていた教会は小さなものです。アルンシュタットでも第3の教会ということで。僕が行ったときは入口に何やら張り紙がしてあって中に入れませんでした。ブラスバンドらしき音は聞こえていたのですが。

市庁舎広場に面したところには、博物館があります。1階がバッハに関する展示で、実際にバッハが使ったオルガンの演奏台(というのはオルガンとどう違うのだろうか)がありました。2階より上は普通の博物館、この街の歴史とか伝統工芸とか。アルンシュタットというところはテューリンゲン州で最古の都市だとかで、歴史は古いそうです。

ちなみに駅から中心部までも結構遠かったです。歩いて10〜15分くらいですかね。